「商圏内にライバルがあらわれて、悩んでいるんですよ...」
「毎週のようにチラシが入って来て...」
「しかも凄く安くて、こんな価格には太刀打ちできないですよ...」
そんな相談が寄せられた。
強敵なライバルがあらわれると怯んでしまいがちだが、
決して勝機が望めないわけではない。
相手の戦略・戦術を隈無く分析し、
相手の「強み」「弱み」を露にしてみることだ。
そして、、
自分たちの「強み」「弱み」を重ね合わせて見れば、
自ずと進むべき方向は見えて来るはずだ。
今回は商圏内に強敵なライバルがあらわれた場合の
戦い方についてお伝えしましょう。
興味のある方は続きをご覧ください。
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ライバル達は毎週のようにチラシを折り込んでくるらしい。
いわゆる反響型営業の典型的なスタイルだ。
紙面のサイズはB3サイズ。
一般的に折り込まれるチラシの倍と大きめのサイズだ。
紙面には、たくさんの商品が工事費コミコミで掲載されている。
そして、、
カラフルな色使いや、ポップ調の字体は、
どこかディスカウントショップをイメージさせる。
安そうなイメージを訴求させ、
ショールームに来店させると言う戦略がチラシの構成から伺える。
仮にチラシの価格で契約をするとしたら、
粗利は15%程度だろう。
ま、、
特別安く仕入れるルートを持っていたり、
業者を叩いたり、多能工を使えば話は別だが...
多分、、
工事費コミコミとはうたってはいるが、
含まれていない工事が多くあるのだろう。
チラシに掲載されている価格は50万円たが、
いざ現場調査を依頼したら、
あれは別、これも別となり、
結局最終的な見積もりは100万円...そんな作戦なのだろうか。
あくまでも私的な予想の範囲でしかないが。
厄介なことに、最近、また別のリフォーム会社がショールームを作り、
反響型営業を始めたらしい。
二社のチラシを机の上に並べると、
一目見ただけでは区別が付かないほどそっくりで驚かされた。
果たして消費者は、このチラシをどう感じながら受け取るのだろうか...
「リフォーム チラシ」と検索をすれば分かるが、
日本全国のリフォーム会社のチラシは、どこも似たようなものばかり。
ライバルと同じようなチラシを作ると、きっとどこか安心するのだろう。
「他社と違ったチラシを作って外したらどうしよう...」
気持ちは良く分かる。
でも、、
よく考えてみて欲しい。
ライバルと似たようなチラシを配布したところで、
あなたの会社の企業イメージは、お客様に届けられるのだろうか..?
そして、、
あなたが目指している方向に突き進むことができるのだろうか?
「価格」と言う土俵に自ら上がってしまい、
本来あなたが追求していた「価値」を見失ってはならないと思う。
価格競争に挑むなら、消耗戦を覚悟しなければならない。
あなたにその覚悟があるのなら、
価格重視のライバルとの戦いに挑むと良いだろう。
私が最も提案をしたいのは、
「風車の理論」を活用した戦い。
ライバル達が莫大な広告宣伝費を注ぎ込んで、
市場の活性化に取り組んでくれているわけだから、
こんなにありがたいことはない。
風の力を利用して風車を回す
↓
ライバルの広告宣伝費を使って市場を活性化させる となるわけだ。
多くのお客様は、
「価格」より「価値」を重視して業者を選ぶだろう。
ライバル達が市場を活性化し、
リフォームを検討するお客様が増えた時、
あなたにチャンスが到来する仕組みを作れば良いわけだ。
「価格」に対抗するために、
「価値」をどれだけお客様に提供できるのか明確にしよう!!
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